論壇『憲法92条、95条と辺野古 分権の潮流から打開策を』
【2017年9月19日 琉球新報8面】
当事務所弁護士小口幸人の寄稿が新聞に掲載されました。
「憲法改正」の議論でよく耳にするのが第9条についての声ですが、今回は地方自治に関する第92条、また第95条に焦点を当てた内容となっています。
国に権力を集中するのではなく、地方自治に分権していく流れは世界的に起こっています。その流れに乗って、沖縄から地方自治の権限を強める声を挙げる事で、沖縄県が置かれている現状への理解も広がりやすいだろうとの考えを述べています。
憲法によって地方自治が保障され、国と地方自治の関係性は縦の関係ではないはず。
ですが、実生活において、縦の力を感じる事がたまにあります。
「国が決めた事だから」「国が言うから・・・」と私たちの生活を国に預けっぱなしでいいのでしょうか。
沖縄弁護士会では、今月23日、午後2時より憲法学者 木村草太氏をお招きし「憲法施行70周年記念講演会」を開催致します。
これを機に、沖縄から憲法を、ひいては自身の生活から憲法を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
沖縄弁護士会HP
http://www.okiben.org/modules/information/index.php?page=article&storyid=249
《事務局》