先日5月23日、参議院議員会館にて行われた意見交換会に、当事務所の弁護士小口幸人が登壇しましたので報告致します。
日本弁護士連合会では、2023年4月13日付「憲法改正手続法における国民投票に関するインターネット広告の規制に関する意見書」、また同年5月11日付「国会議員の任期延長を可能とする憲法改正に反対し、大規模災害に備えるための公職選挙法の改正を求める意見書」が発出されました。
■憲法改正手続法における国民投票に関するインターネット広告の規制に関する意見書
(日本弁護士連合会)
■国会議員の任期延長を可能とする憲法改正に反対し、大規模災害に備えるための公職選挙法の改正を求める意見書(日本弁護士連合会)
今回行われた意見交換会では、上記2つの意見書をテーマに、問題提起と意見交換会が行われ、このうち「緊急事態における国会議員の任期の延長問題」について、弁護士小口が日弁連憲法問題対策本部事務局員として説明を行いました。
今回の意見交換会には14名の国会議員の方々をはじめ、党事務局の方、その他市民の方々も多くご来場され、約100名のご参加となりました。
衆参両院で、憲法改正の議論が現在進行形で行われています。
その議論の中には、任期延長を可能とする憲法の改正ありきの議論に思える声もあります。
しかし、選挙は私たちが国に意志を表示する大切な手段の1つです。
仮に大規模災害が起ころうと、どんな状況になろうと、この私たちの大切な手段を守ってほしいと願います。
《事務局》