『議員任期延長の改憲反対 沖縄弁護士会声明』
【2023年11月30日 沖縄タイムス】
2023年11月20日、沖縄弁護士会より発表された「緊急事態における国会議員の任期延長を可能とする憲法改正に反対する会長声明」についての記者会見に、当事務所の弁護士小口幸人も登壇し、その様子が新聞に掲載されましたので報告いたします。
記者会見では、沖縄弁護士会の金城会長がこれまでの歴史から「国民の意思が反映できず、悪用の危険が潜在的にある」と警鐘を鳴らしました。続けて弁護士小口は、「この声明を機に、市町村議会でも反対の声を挙げてほしい」とコメントしました。
日本弁護士会においても、今年5月11日に同様の意見書が出ており、その動きは全国各エリアの弁護士会においても広がりつつあります。
このコラムをご覧になっている方の中には、「憲法」や「国会」と聞くと、私たちの生活から少し距離を感じてしまう方がいらっしゃるかもしれません。また、日々の生活に追われ「そんな情報を知る時間すら、ままならない!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、本来憲法は私たちの生活を守るためにあり、国会で議論されていることは私たちの生活に直結しています。
多くの声が挙がることで、より多くの方々の耳に入る機会が増え、より多くの方々が意識する・・・
そんな連鎖が発生し、拡大していくことで、憲法や国会と私たちの日常生活が近く感じられるようになるといいなと思いました。
■沖縄弁護士会「緊急事態における国会議員の任期延長を可能とする憲法改正に反対する会長声明」
≪事務局≫