『マイナ保険証 現場混乱』『県内利用 全国最低6%』
【2024年11月2日 沖縄タイムス・24面】
先日2024年11月2日の沖縄タイムスの記事に、弊所弁護士小口幸人のコメントが掲載されました。
みなさんはマイナ保険証の登録はお済みでしょうか。
マイナンバーカードに健康保険証の機能を搭載させたマイナ保険証の利用について、沖縄は、9月時点で6.24%と全国で最も低い利用率となっているそうです。
(そうは言っても、全国的に見ても13.87%とかなり低迷しているようです。)
まだまだ普及が十分とはいえない一方で、マイナンバーカードと健康保険証の一体化を目指し、来月12月2日には従来の健康保険証の新規発行の終了が決まっています。
弁護士小口は紙面にてこう指摘します。
「任意であるはずのマイナンバーカードの取得を保険証という形で事実上強制すること自体が問題だ」
将来、健康保険証が廃止されマイナ保険証に一体化されてしまうと、医療機関を受診する際、マイナンバーカードを持っていないと病院受診が出来なくなる、という事が起こるかもしれません。そうなってしまうとマイナンバーカードの取得は、事実上強制的なものになってしまいます。
また、来年3月からはマイナンバーカードと運転免許証が一体化される方針も固まっており、マイナンバーカードにあれこれと個人情報が紐付けされていこうとしています。
いくつかの個人情報が繋がっていく分、もちろんセキュリティは万全の状態にしてもらわないといけないところですが、すでにマイナンバーカード普及時に発生した、情報のひも付け誤り等の点から、現段階では、正直その不信感が拭えません。
マイナンバーカードへの信頼度の低さが、普及率の低さを物語っているように思えます。
≪事務局≫