このたび、マガジン9にインタビューが掲載されました。
〜「憲法おしゃべりカフェ」で流布されている〜
「緊急事態条項」をめぐる「四つのデマ」を検証
http://www.magazine9.jp/article/other/28374/
ちょっとショッキングなタイトルではありますが…、次の2つのインタビュー記事の続編的なものです。
国会でも議論されている、憲法を改正して緊急事態条項を設ける必要があるか、ついての記事です。
災害の現場で必要なのは「国家緊急権」ではない
http://www.magazine9.jp/article/konohito/23087/
緊急事態条項の導入は「災害」を名目にした「戦争への準備」
http://www.magazine9.jp/article/konohito/23097/
マガジン9さんは、「憲法と社会問題を考えるウェブマガジン」です。
沖縄の関係では、ジャーナリストの三上智恵さんの連載が掲載されています。
ウェブマガジンということで文字数に限りがないこともあり、
こちらの伝えたいことをしっかり書いていただけるので感謝しています。
東日本大震災が起きたときたまたま被災地にいて、その後、5年間被災者支援に携わってきた弁護士としては、「災害対策」をダシにして憲法を改正しようとする動きは、決して見過ごすことができないと思っています。
この件でメディアに取り上げられたからといって、正直事件の依頼が増えるわけでも何でもないのですが、災害直後の善意による支援を受けた以上、その善意が悪用されるのを見過ごすことはできない、知っている以上、声を上げて「否」と言うのは使命だと考えています。
7月10日の参議院議員選挙により、憲法を改正したいと考える人々の議席が増えた場合には、今年、来年、再来年とずっと憲法改正が話題になり続けると思います。「災害対策」をダシにされ、それが不合理であるならば、矢面に立って声を上げていこうと思っています。
今回の記事も、ご一読いただければ幸いです。