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コラム
2023.05.10
講演

 

 

先日5月1日、日本弁護士連合会主催のシンポジウムに、当事務所の弁護士小口幸人が参加しましたので報告致します。

 

現在、衆参両院の憲法審査会において、大規模災害、新型コロナウイルス感染症、様々な世界情勢等を背景に、緊急事態条項の創設を求める声が相次いでいます。

それらの声について、検証を行い、さらに憲法改正について議論をする場として、5月3日の憲法記念日を前に、今回のシンポジウムが開かれました。

 

シンポジウムではまず、弁護士小口が、憲法審査会の議論の状況及び日本弁護士連合会の活動についての報告を行い、その後、東京都立大学法学部教授・木村草太氏、災害復興に精通している神戸新聞社論説副委員長・長沼隆之氏と共に、「議員の任期延長案と被災地における選挙について」のテーマのもと、パネルディスカッションが行われました。

 

報道などで任期延長のニュースを見る度、「誰のために任期延長をしようとしているのだろう?」という疑問が湧いてきます。

そして同時に、意識していないと、気付かないうちに社会が変ってしまうという不安も込み上げてきます。

 

改憲の前に、すべき事はちゃんとなされているのだろうか?

任期延長以前に、もっと議論する事があるのではないだろうか?

 

私たちのこれからのため、子ども達に繋げる将来のため、本当に必要な事、残すべき事、変えていくべき事をしっかりと見定めていかなければならないと、改めて感じるきっかけになりました。

 

≪事務局≫

2018.06.09
講演

2018年5月2日に、神奈川県の横浜市開港記念会館の講堂で講演をしてきました。

「自衛隊明記と緊急事態条項で日本は、どうなるのか?」というタイトルで、
当日は、300人を超える市民の方にお聞きいただきました。

 

講演内容は、自由民主党が2018年3月の党大会で発表した、憲法改正の「イメージ・たたき台素案」のうち、憲法9条の改正案と、緊急事態条項の改正案の解説です。

具体的には憲法9条について30分、緊急事態条項のうち権限集中について30分、国会議員の任期延長について30分の割合でお話しさせて頂きました。

 

何ごともまずは知ることからです。

 

どういう案なのか知りたい、問題はあるのかないのか、あるとすればどんな点が問題なのか、どういったスタンスで今後の議論をみていったらいいのかなど、色々な視点で、一からお話しさせていただくことが可能ですので、機会がございましたら、講演の依頼等をご検討いただければ幸いです。

 

2016.10.21
講演

 

10月13日に歴史と伝統のある外国特派員協会で記者会見をしてきました。

会場は40名を越える記者で立ち見もでる状態でした。ワシントンポストやBBCの記者の方もいました。

 

テーマは東村高江で強行されている、ヘリパッド移設工事についてです。

 

沖縄では連日一面か社会面で必ず報じられているこの問題ですが、内地ではあまり、いやほとんど報じられていません。本当に哀しいことです。

せめて少しでも多くの記者に報じてもらうため、精一杯話をしてきました。

 

通訳が入りながらの会見というのは、とても難しく、またどんな質問が寄せられるか全く予想できなかったのでかなり緊張しましたが、何とか役目を果たせたと思います。詳しくは、以下の記事と、以下の動画をご覧下さい。

 

なお、一点だけですが、以下のリンクのタイトルは「反対派」住民と表記されています。しかし、私はこの表記は適切ではないと思っています。ヘリパッドは基地と違いただの訓練場ですので、雇用が生まれるわけでも住民が増えるわけでも何でもありません。悪いことしかありません。「賛成」という言葉に合致している人は私はいないと思います。

※すでに琉球新報でも報じられていますが、近く別の報道機関が行った調査も明らかになるはずです。

 

そこにいらっしゃるのは、長年弾圧が繰り返され続けた結果、ここまできたらもう仕方ないと思っている方と、まだ諦められないと思っている方という差であって、賛成と反対という言葉で表現するのは適切ではないと思います。

 

youtube 沖縄の高江ヘリパッド移設反対は住民の会見(動画)

IWJ 「奪われたものを返してもらうのに、なぜ新しいヘリパッドを作らなければならないのか」!?〜高江住民33人が工事差し止めを求め国を提訴!小口幸人弁護士らが外国特派員協会で記者会見 2016.10.13(ダイジェスト版有)

琉球新報 「ヘリ飛ぶ前に工事止めて」 沖縄・高江の住民、海外へ反対訴え

 

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2016.10.21
講演

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9月24日に東京の文京区区民センター(200人収用)で、東村高江で行われているヘリパッド移設工事について講演をしてきました。

緊急企画であるにもかかわらず、会場はほぼ満席でした。

 

本当に哀しいことですが、今、人権が揺らいでいます。

憲法は「後ろ盾のない」ものだと言います。ただの紙切れと言えば紙切れです。

人権は憲法により守られていますが、人権を守る意識が後退し、守らないことが日常になっていけば、憲法は紙切れとなり、人権はどんどん小さくなり、カタチだけのものになります。少しでも多くの方が沖縄に、高江に足を運んで頂けるよう話してきました。

 

講演の模様は、いつも大変お世話になっているIWJさんに撮影いただきました。

 

「お願いだから、高江に来て下さい」沖縄・高江で活動中の小口幸人弁護士が涙の講演 高江の現状と機動隊・沖縄防衛局らによる「違法行為の数々」を徹底解説 2016.9.24

2016.10.07
講演

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少し経ってしまいましたが、先日、憲法カフェ祭り2016に登壇しました。

 

・憲法カフェ

憲法改正の議論が盛り上がってきた2014年頃から、全国各地で憲法カフェという、気軽に憲法について知って、語り合って、考えるイベントが開催されてきました。

講義形式のものもあれば、お茶を飲みながらのもの、実際にカフェで行うものなど様々ありまして、私もいくつか開催させていただきました。

※沖縄での開催も可能です。どうぞご相談ください。

 

・憲法カフェ祭り2016

憲法カフェの集大成というか区切りのイベントとして、2016年9月24日に東京で憲法カフェ祭り2016が開かれました。

三つの分科会が開催され、そのうちの1つ、「憲法改正の本命? 緊急事態条項と任期延長って何だ?」を担当させていただきました。

当日の模様は、以下のあすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)のウェブサイトで取り上げられています。

ぜひご覧ください。

 

憲法カフェ祭り2016 分科会報告1 「憲法改正の本命? 緊急事態条項と任期延長って何だ?」

 

 

2016.04.24
講演

去る2016年4月19日(火)、
立憲フォーラムと、戦争をさせない1000人委員会にご依頼いただき、

東京の参議院議院会館で講演をしてきました。

 

会場は参議院議院会館で最も大きい部屋でしたが、参加者の方の熱気で溢れていました。

 

 

私がお話しした内容は、広く報道されている憲法改正についてです。
自由民主党は、災害対策のために、憲法を改正して緊急事態条項を設けることを主張していますが、
震災を経験した弁護士として、五年間被災者支援に携わってきた弁護士として、
その必要はない、憲法に緊急事態条項はいらない、という話をしてきました。

 

講演の模様は、以下のリンクで見ることができますので、
お時間ございましたら、ぜひご覧下さい。

 

なお、会場には沖縄選出の参議院議員、糸数慶子先生をはじめ多くの国会議員の先生や、
ジャーナリストの高野孟氏など報道関係の方も多くいらしていました。

 

(IWJ)2016/04/19 憲法に緊急事態条項なんて必要ない「さぁ、安倍政治を終らせよう」4.19院内集会(動画)

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